無料電話

無料相談

見積もりシミュレーション特許取得

外壁のカビ・コケ・汚れ!その違いと対処法

外壁.comは
ネット上の見積り価格そのままで施工可能!
明瞭で適正な価格と工事をご提供致します。

  • この記事のカテゴリー
  • 外壁塗装の基礎知識
  • その他

No,40

住宅を見ていると、同じような時期に建てられたのに、きれいな外壁の家とカビやコケで汚れてしまっている家があると思いませんか? 実は、外壁も天候や立地などの条件により、カビやコケで汚れやすい場合があります。その理由や予防法、さらに既に外壁が汚れてしまっている場合の対処法もご紹介します。

外壁のカビやコケって何?

外壁に付着する汚れ、皆さんもご覧になったことがあるかと思います。それらの正体はカビ、コケなどが考えられます。カビは菌、コケは植物という違いはありますが、基本的には水分、湿気を好みます。カビは日陰が好きですが、コケは植物なので日当たりが良い場所でも繁殖する種類があるようです。また、カビは水分と栄養がないと繁殖できませんが、コケは光合成を行えるので水分さえあれば生息可能です。

その意味では、日当たりが良く、栄養がない外壁でも発生するコケの方が厄介かもしれません。コケはもともと石や樹木の幹などに張りつくようにして生息する植物ですので、自宅の土壌に存在しているかどうかなど、環境が影響する場合もあります。

外壁の汚れに注意したい家は

天候や立地などの理由で水分が外壁に付着しやすい家は、カビやコケが繁殖しやすいといえるでしょう。家が川べりにある、近くに緑(林や森)がある、土地が下がっていて霧が発生しやすい、日当たりが悪いなどの家が該当します。また、外壁と家の隙間が狭く湿気がこもりやすい、ひさしがなく雨が外壁に当たるなど、家自体のデザインも関係してきます。

外壁のカビやコケ以外の汚れ

カビやコケ以外にも、空気中には埃やちり、排気ガスなどの汚れが存在しており、これらの汚れが外壁に付着する場合もあります。付着した汚れの中には水に馴染む性質のものと、馴染みにくいものがあります。雨が降ると、親水性の高い汚れは水と一緒に流れていきますが、そうでないものは外壁に溜ってしまいます。

また、仮に汚れが流れ出ても、全てが外壁の外に出るとは限らず、流れ出たままの形で汚れがこびりつくことも少なくありません。特に換気フードの排煙口部分や、窓枠の下は汚れの筋がつきやすく、雨だれができたり、汚れが蓄積したりしやすい場所といえるでしょう。

 

カビやコケを放置すると外壁はどうなる

外壁の汚れは、家全体の印象を悪くしてしまいます。家の裏のような隠れた部分でも気になるのに、目につく箇所に汚れがあったら何とかしたいと思いますよね。人によっては「汚れるのは仕方ない」「ヒビや亀裂じゃないからあまり気にしない」という考え方もあるかもしれません。しかし、カビやコケは建物にも悪い影響を与える恐れがあります。

【コケやカビの影響】

  • カビやコケが、外壁の変色の原因になる
  • コケの生えた外壁そのもののが劣化する。コケは保水性が高いので、外壁が湿気を含みさらに劣化を進行させる
  • カビはアレルゲンの一種なので、アレルギーを発症する可能性もある

特にカビは、建物だけでなく人にまで影響を与えることがあるのを覚えておきましょう。なお、カビやコケは水分を必要とするため、外壁の防水性能が落ちた結果、壁の湿度が増しカビやコケが生息した、という可能性もあります。カビやコケを発見した時点で外壁の劣化が進んでいる可能性もあるため、早めに外壁の状態を点検してもらうといいでしょう。

あわせて読みたい記事「 【プロが教える】シーリング材とコーキング材の違いとその種類・用途」はこちら

【プロが教える】シーリング材とコーキング材の違いとその種類・用途
【プロが教える】シーリング材とコーキング材の違いとその種類・用途
屋根や外壁にはシーリング材という材料を使用して施工することがあり、シーリング部分に劣化が起きた場合は補修が必要です。 シーリング材にはさまざまな種類があり、リフォーム内...
  • 外壁リフォーム基礎知識
  • 外壁塗装の基礎知識

防ぎ方や掃除方法は?

外観だけでなく、建物の劣化も呼び込む恐れがある汚れやカビ・コケは厄介な存在ですね。防ぐためにはどうしたらいいのでしょうか? 建築前であれば、デザインをひさしがあるものに変える、外壁をフラットなものにする、などの方法があります。外壁に凸凹があると水が溜まるので、コケやカビが生えやすくなるようです。また、汚れに強い外壁塗装を使用ことも検討するといいでしょう。建築後であれば、周辺に汚れの原因となるものがないかチェックしましょう。外壁の周辺に物が多いと湿気がこもりやすくなりますので、片づけて風通しをよくしたり、地面にコケが生えていたら取り除いたりすることも有効です。

雨だれ対策としては、窓の下部に伝い水を防止する水切りを設置することが効果的です。後から取り付けることもできますが、設計段階で設置できるといいですね。

掃除のコツや注意点は

汚れが発生してしまった場合は、早めに掃除をするといいでしょう。特にコケは胞子が飛ぶ時期があるので、そのタイミングを過ぎると一気に増える可能性があります。増える前に除去しましょう。
除去するためには、塩素系の漂白剤を薄めたものや、家庭用の外壁洗浄剤などを使用します。低い場所ならブラシやスポンジでこすり洗いすれば済みますし、高い場所でも柄の長いモップが届く範囲ならば掃除可能です。ただし、掃除の際あまり力を入れすぎると外壁を痛めるので注意しましょう。スポンジやモップ以外の掃除用品として、家庭用高圧洗浄機を使うという方法もあります。しかし、これも威力が強いので慎重に利用することをおすすめします。

自分で外壁の掃除を行うときの注意点

また、むやみに薬剤を使用すると外壁がダメージを受ける可能性もあります。洗剤の選択には注意が必要です。もちろん自分に薬剤がかかってしまっても大変です。レインコート、ゴム手袋で身を守りましょう。野外の作業ですので、夏場は熱中症や熱射病にも注意したいですね。

自身でコケ掃除を行った場合は、表面的なコケだけをはぎ取ったと考えましょう。内部に入り込んだコケは除去できません。そのため、定期的な清掃が求められます。23カ月に1回の頻度での掃除がおすすめです。

掃除は自分で?それとも業者へ依頼するほうがいいのか

23カ月に1回の掃除は結構な手間ですし、場所によっては自分で行うのが難しいケースもあるかもしれません。広範囲、かつ高所を含む洗浄であれば、業者へ依頼することを検討してみましょう。

業者に高圧洗浄してらう場合は足場を組み、高圧洗浄、かつ専用の液剤で本格的に汚れやコケを除去してもらいます。足場代などはかかりますが、自分ではできない高所の部分や、住人が気付かないような箇所の汚れを洗い流してもらうことができます。なお高圧洗浄の際は、お金を出して足場を組むことと今後の予防を考えると、一緒に外壁塗装も行うのが効率的でしょう。一度カビやコケが生えたということは、それらが生息しやすい環境であると考えられます。そのため単に汚れを落とすだけでなく、防カビ、防藻効果のある塗料で外壁塗装を行いましょう。それによって長期的に藻やコケ、カビの繁殖を防ぐことができます。

外壁の汚れは早期の対処がカギ

コケやカビは見た目に良くないだけでなく、家の劣化を早める原因になります。初めからこれらの知識をもっていれば、建設時のデザインや外壁の選び方で予防することができます。また、汚れが発生する前に定期的に掃除をしておくこともできるでしょう。しっかりとした知識を持ち、コケやカビ、そして汚れを最初から寄せ付けないのが一番です。

立地や条件によって、どうしても汚れが付着しやすい、コケやカビが繁殖しやすいという場合は、自分でできることと業者に頼むことの線引きをもち、適切に対処しましょう。たとえ汚れが発生したとしても放置せずきちんと除去すれば、建物の劣化は防ぐことができます。美しい外壁と建物を守るためも、汚れには敏感でいましょう。

この記事のカテゴリー
  • 外壁塗装の基礎知識
  • その他

pagetop

提示額から追加なし 全国対応 年中無休

  • 0120-676-383にお気軽にお電話ください
  • ネットで見積もり

お見積もりシミュレーションでリフォーム金額(追加費用なし)をすぐにご提示いたします