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外壁塗装の吹き付け工法とは

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外壁塗装の工法のひとつである「吹き付け工法」。施工数は以前ほど多くないようですが、仕上げの美しさや多彩さから根強い人気があります。具体的にはどのようメリット・デメリットがあるのでしょうか。最近主流になりつつあるとされるローラー工法とも比較しながら、その特徴をまとめてご紹介しましょう。

外壁塗装の吹き付け工法とは

外壁塗装は足場を組み立てた後、「洗浄」「養生・下処理」という工程を経て塗装に入ります。外壁塗装の塗布は数回重ね塗りしますが、最後により美しい外観のために仕上げの塗装を行います。その仕上げ工法のひとつが「吹き付け塗装」です。吹き付けとはその名前の通り、スプレーで塗料を吹き付けることです。自動車や飛行機の塗装をスプレーで行っている画像をニュースで見たことがある人も多いと思いますが、それと同じようなものと考えると分かりやすいでしょう。

スプレーガンと呼ばれる、塗料を噴出させる道具を利用し、塗料を吹き付ける工法です。塗料自体を加工して発射するエアレススプレーや、空気を圧縮して塗料を発射するエアスプレーなど複数の種類があります。塗装のメリットや注意点についても見ていきましょう。

吹き付け塗装のメリット

吹き付け塗装のメリットは仕上がりの良さです。きれいに、かつバリエーションが豊かな仕上がりが可能です。複雑な模様や立体感、重厚感のある雰囲気など、さまざまな工夫ができます。参考までに、吹き付け塗装で行える模様をご紹介します。

  • リシン仕上げ

塗料に細かい砂利や砂を混ぜて吹き付ける。混ぜる石や砂の大きさにより模様を変えることができる。

  • スタッコ仕上げ

セメントを主成分とした建材を専用ガンで吹き付ける。立体的、かつ重厚感ある仕上がりになる。

  • 吹き付けタイル仕上げ

粘土の高い塗料を吹き付けることで凸凹が生じる。

吹き付け工法は費用面で優位

施工が早く行えるというメリットもあります。施工場所が狭いところでも作業しやすく、逆に広範囲でも噴射によりスムーズに塗装が可能です。工期が短時間で済むため人件費の削減にもつながります。一般的に、ローラー工法よりも工事費が低く抑えられるとされています。

吹き付け塗装のデメリット

仕上がりに定評のある吹き付け塗装ですが、デメリットもあります。吹き付け塗装は噴射型のため塗料の無駄が多いのです。塗料が飛び散るため、一説には塗料の2割ほどを無駄にしてしまうともいわれているのです。塗料の飛散が激しいことは他の弊害ももたらします。駐車場や隣家など、近隣に塗料が飛散し外壁以外に付着する恐れがあるため、汚れを防ぐための養生を貼るのに時間と手間がかかるという面も。また強風の日はそもそも作業を見合わせなくてはならないこともあります。

近隣住宅への配慮も必要

他の外壁塗装でも周辺への気遣いは必要ですが、吹き付け工法ではより近隣の住宅への配慮が必要です。というのもスプレーにはコンプレッサーという機械が付随しています。これは空気を圧縮するための機械で、圧縮した空気を噴射することで塗装を行うのです。エアスプレーに必須のコンプレッサーは機械音が大きくなってしまいます。人によっては「騒音」と感じるレベルなので注意が必要です。

また、塗料が飛散するということは、においが広がりやすいということでもあります。塗料の飛び散りは、外壁よりも遮るもののない屋根の方がより激しいので、自身の家が2階建てで隣家が3階建てというようなケースでは特に慎重に行う必要があります。吹き付け工法を選択する際は、近隣住民への配慮をどうしているのかも、業者選定のポイントになりそうです。

職人の腕に頼るところの大きい工法

吹き付け工法は、塗装に技術が必要されます。職人の腕によっては塗りむらができてしまうこともあります。プラモデルやフィギュアなどが趣味でスプレーを使用したことがある人ならば知っていると思いますが、スプレーは「均一に塗る」という基本的な作業も難しいものです。工事を依頼する際は、施工実績数や施工事例を見せてもらい、納得のうえで依頼することをおすすめします。

ローラー工法との違いは

吹き付けとは別にローラー工法というものもあります。複数の種類のローラーを使い分けて外壁塗装を行います。近年主流になりつつあるようですので、吹き付け工法と比較しつつ、メリット・デメリットを見ていきたいと思います。

ローラー工法のメリット

直接塗布するため塗料の飛び散りが少なく、吹き付け工法と比べると塗料の無駄が少ないのが特徴です。また、吹き付け工法は機械の調整などの技術を要しますが、ローラー工法はそこまで熟練度は必要としません。コンプレッサーといった機械も使用しないので、騒音も問題になりません。密集した地域ではローラー工法の方が向いているかもしれません。

ローラー工法のデメリット

さまざまな形状のローラーがあるとはいえ、細かい部分の塗装には向きません。また、吹き付け工法ほどの経験値は必要ないとはいえ、それなりの技術がないと仕上がりは均一になりません。場合によっては気泡が入ることもあります。単調な「塗り」だからこそ、塗りムラや気泡があると目立ちそうです。他にも、「模様や凹凸をつけにくく、仕上がりが単調になりがち」「作業時間がかかる」などの注意点もあります。

まれに、「ローラー工法は厚く塗れるので良い」という業者もあるようです。おそらく、「厚く塗れる=耐久性が高い」ということを主張したいのだと思いますが、厚塗りしすぎると逆に剥離のリスクが生じます。外壁塗装では、適切な厚さで塗布する必要があるので、誇張広告に惑わされないようしましょう。

刷毛による外壁塗装

ローラー工法と似た塗装方法に、刷毛(はけ)による塗装があります。平べったい刷毛で塗装を行います。地道な作業ですが、塗る場所や建物の形状を選ばず塗れるため刷毛にこだわる業者もあります。ただ技術を要すること、昔からの工法で時間がかかることからローラーと併用されることが多いです。

吹き付け工法はデメリットが多い?

もしかしたら、吹き付け工法について、「塗料の飛び散りが多く、機械音がうるさいからデメリットが多い」という感想を持つかもしれません。場合によっては「うちはローラー工法にしよう」という考えに至るケースもあるでしょう。

吹き付け工法とローラー工法のメリット・デメリットは表裏一体な部分があるため、二強である「吹き付け工法」と「ローラー工法」どちらを選べばいいのか、という視点で考えてしまいがちです。しかし、外壁塗装の優劣は本来主観的なものです。メリット・デメリットを比較することは大切ですが、施工が終わったとき、どちらがより満足度が高いか、ということで選択したいものです。

塗料の飛び散りが多く、近隣住民への挨拶や配慮が大変だとしても、仕上がりの多様さが欲しければ吹き付け工法の方が向いています。「飛散が多い」というデメリットだけを見て吹き付け工法を選択肢から除外してしまうのはもったいないことといえるでしょう。

 

吹き付け工法はデメリットがありますが、それを補うだけのメリットもあります。そして、それは吹き付け工法だけでなく、ローラー工法や刷毛塗装も同じです。どの外壁塗装でも一長一短があるため、一概に「○○がいい・悪い」とはいえません。業者の得意分野もありますし、立地や周辺環境にもよるでしょう。特徴を知り、自分が望む工法を選びましょう。

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