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「パラペット」ってなに?パラペットのデメリットと防水工事を解説!

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No,65

パラペットのメンテナンス方法ってあまり知られていないですよね・・・?
そもそもパラペットとは何か?あまり知る機会もないかと思われます。
昔は多かった陸屋根式の住宅ですが、今でも注文住宅やデザイナーズハウスなどに使用されているのをまれに見かけます。
そんなパラペットの防水工事や雨漏りを防ぐための補修工事を、外壁リフォームの基本知識と基本用語を踏まえながらご紹介していきます。

1.「パラペット」とは

パラペットとは、家屋・建物の平らな屋上やバルコニー等の外周部に設置された低い手すりのような部位のことを指します。
パラペットは別名「胸壁」「扶壁(ふへき)」「手すり壁」とも呼ばれます。

2.パラペットの役割

パラペットは基本、木造住宅などではほとんど見ることがなく、近年ではマンションやデザイナーズハウス、輸入住宅のような鉄筋コンクリートの陸屋根式家屋の屋上やバルコニーに用いられているものであり、墜落を防いだり、屋根スラブと壁面との接合部の防水効果を高め補強するために設置されています。

また、パラペットにはパラキャップとも呼ばれる金属の「笠木」が、天板からの防水効果を高めるために施されている場合もあります。
これは板金笠木や笠木板金と呼ばれ、パラペットの天板に台形の箱を被せて密閉しているものです。

しかし、昔の笠木は継ぎ目の処理と壁との隙間をシーリングに頼っていたこともあり、経年と共に笠木内部に水が入ったり、結露等で金属板裏面が腐食するということも多く見受けられました。

ただし、現代の金属の笠木はこれらの弱点を克服したものが多く、機能性が非常に上がっています。

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3.パラペットのデメリットは?

パラペットは雨水が侵入しやすく、雨漏りの発生頻度が高くなってしまう可能性があるというデメリットをもちます。

3-1.笠木(天板)からの雨漏り

パラペットの笠木(天板)は雨水が浸入しやすく、雨漏り発生の可能性が非常に高い箇所となります。
特に、豪雨時や暴風雨時などは吹き上げるような下からの雨水や横から叩きつけるように降る雨水が笠木(天板)の隙間に浸水し、雨漏りにつながる可能性が高くなります。

3-2.内樋(うちどい)が劣化しやすい

パラペットの立ち上がりの部分と屋根スラブとの接合部分を「内樋(うちどい)」と言います。
内樋は屋上の雨水やゴミを最終的に集める部分となるため、劣化しやすい箇所となります。
定期的に内樋の清掃やメンテナンスを行わなければ、水たまりができたり、笠木の内側にサビが発生したりします。

4.劣化したパラペットの防水工事は?

以下、劣化したパラペットの状態や状況に合わせた防水工事となります。外壁リフォーム・屋根工事業・板金工事業を取り扱う業者にお願いするのが基本です。

4-1.コーキングする

雨漏りの原因となる雨水が侵入する箇所をコーキングし修復します。
また、パラペットと防水層との隙間をコーキングし補修をすることもあります。
※コーキングとは・・・目地や接合部の隙間などに合成樹脂や合成ゴム製のペーストを充填すること。

4-2.内樋の劣化を修復する

内樋が劣化し雨漏りの原因となっている場合は内樋自体の板金施工をします。これは樋板金の一種です。
以前は内樋の金属に「トタン」を使用することがほとんどでしたが、現代では「ガルバリウム鋼板」を使用します。
ガルバリウム鋼板はトタンと比較しても、耐久性やメンテナンス性に優れている素材です。

4-3.防水シートを修復する

パラペットの防水シートが経年劣化で破れや傷、穴がある場合、そこから雨水が侵入します。
その場合、防水シートを部分的に張り替えたり、全体的に張り替えることが防水対策となります。

5.パラペットのメンテナンスなら「外壁.com」

劣化状況によって適したメンテナンス方法が異なる場合もあるため、まずはパラペットの状態を正しくチェックしなければいけません。

現在のパラペットの状態を知るには、専門知識のある専門家が状況確認をして判断するのが一番です。状態やコストパフォーマンスを考えた最善の選択をする必要があります。

外壁.comでは、知識や経験が豊富な専門家がしっかりと劣化状況を調査いたします。費用にご不安がある場合は、事前にお見積もりシミュレーションでリフォーム金額を確認することも可能です。なかには定額屋根修理を行ってくれる業者もあります。お電話で専任アドバイザーがお答えします。ぜひ一度ご相談ください!

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パラペットを適切に修理するなら

浸水のリスクが極めて高いとされているパラペットは、防水層との継ぎ目が劣化しやすく、雨漏りリスクや腐朽被害が広がりやすい危険な場所です。
メンテナンスをするとしても、屋根工事業者・板金工事業者に依頼をしてパラペットの劣化状況を確認してもらいましょう。必要ならばリフォーム工事も大切です。
コーキング処理で済むなら吉、防水シートを剥がして大掛かりな補修工事をするといったことになってしまうと本当に大変です。
早め早めに劣化状況を知ることと補修対応が必要になります。

まとめ

・パラペットは平らな屋上やバルコニーに設置してある低い手すりのような部分のことを指す
・パラペットは鉄筋コンクリートの陸屋根式家屋の屋上に用いられ、スラブと壁面との接続部の防水効果を高める
・パラペットは雨水が侵入しやすく、雨漏りの発生頻度が高くなる可能性がある
・パラペットの補修方法は状況や状態によって異なる
・パラペット補修は専門家に任せたほうが良い

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