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こんなにも多い工程の数々!外壁塗装の工期は7~14日間

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外壁塗装工事において、塗装屋さんの作業内容や工期を詳しく知っている方は少ないでしょう。また、「ペンキを塗るだけじゃないの?」と思っている方も多いかもしれません。しかし、実際には塗装の作業工程というのはとても多くそれぞれが重要です。

一般的に外壁塗装の工期は、710日が目安といわれています。ただしこの日数は、外壁塗装のみの日数になりそれに加えて屋根塗装を行うと1014日になります。なぜ屋根塗装も考えたほうがよいかというと、外壁塗装が必要な目安となる築78年を迎えると、外壁だけではなく、大抵は屋根も塗装の塗り替えが必要になっているものだからです。そのため、外壁塗装のついでに屋根塗装も行う人が多いです。

仮に、外壁は傷みが激しいものの、屋根は少ししか傷んでおらず、屋根塗装はあと回しにしたとします。すると、また数年で屋根も塗装工事が必要となり、再び人件費や、足場代などをその都度払わなくてはならず、結果的に二度手間になってしまい、屋根塗装のみの工事をしても必要な工程をすると4日~6日かかってしまいます。そのため、一度にまとめて、外壁と屋根の塗装を行った方がランニングコストや工期を抑えられるというメリットがあります。また、屋根塗装のみを後から実施した場合、屋根の洗浄した汚れが外壁にかかることも多く、余計に費用が掛かることもあります。今回は塗装工事の具体的な工程を認識しておくことで、工事を依頼する際の不安要素を少なくしておきましょう。


準備作業が工事の要!塗装前の工程

さて、工事の開始ですが、いきなり塗装を行うことはできません。必ず塗装前に準備作業が必要です。この準備作業が、その後の塗装工事の良し悪しを左右するといっても過言ではありません。

まず、1日目は足場を組みます。塗装屋さんは常に足場の上を動き回りながら作業をするため、足場は必要不可欠な作業スペースなのです。この足場設置も組み方が不十分だと、事故を誘発してしまう可能性があるため、気が抜けない作業のひとつです。

2日目は、外壁や屋根を高圧洗浄機できれいな状態にします。表面の汚れや、劣化してしまった外壁材などの塗料、苔やカビなども落とします。この作業を怠ると、塗装時の塗料ののりが悪く、施工後に塗装の劣化が早く進んでしまう原因にもなります。

3日目は、養生と呼ばれる、塗料がついてはいけない場所をビニールで覆って保護をする作業です。そのほかに下地処理という、外壁のひび割れ部分や、シーリング切れ(シーリングが劣化して隙間ができている状態)を起こしている部分を埋める補修作業を行います。この作業を行わないと、塗装後の塗膜の劣化を早める原因にもなってしまいます。これで下準備は完了となります。

このように塗装の準備とはいえ、最低でも3日(作業人数によって変わる場合があります)はかかってしまうのです。そして、これらの作業をしっかり行っておかないと、そのあとの塗装作業にさまざまな問題を引き起こしてしまいます。


いよいよ塗装開始、一回塗れば終わりではありません!

いよいよ塗装作業の開始です。塗装は一回塗れば終わりとお考えの方も多いかもしれませんが、実はそうではありません。塗装作業は基本的に同じ場所を、塗料の種類にもよりますが23回は塗る必要があります。それでは、詳細を見ていきましょう。

4日目、まず最初の塗装は「下塗り」といいます。このあとの「中塗り」と「上塗り」という塗装作業の際に塗料が外壁材や屋根材にしっかりのるように、下塗り専用の塗料を塗装します。この時旧塗膜や下地の劣化状況によって使用する下塗り材を変える必要があります。この辺は旧塗膜の種類や劣化状況によって適切な下塗り材が変わってきますので専門業者にお願いしましょう。下塗り材は初めに選んだ色と違う色を使う場合があります。これは、例えば現在が黒色のところに雰囲気を変える為に白色で塗りたいなど現状と大きく違う場合、上塗りだけでは下地が透ける場合があるためです。そのため、上塗りの色がはっきり出るように上塗りと違う色を使う場合がありますので、「あ違う色を塗っている」と考えず業者に確認をしてみてください。

5日目~7日目は、「中塗り」「上塗り」の作業です。ようやく事前に選んだ外壁の色のついた塗料を塗装していきます。上塗りは中塗りの塗料がある程度乾いてから塗装しなくてはいけません。完全に乾かす必要もありません。大事なのは適切なタイミングで上塗りを行っていくことです。よく「完全に乾いてから塗ります」という人もいますが、実は塗料が完全に乾くには3カ月ほどかかるものです。しかしなかには中塗りと上塗りをすぐに行う業者もいるようですが、そのような説明や作業をされたら十分な注意が必要です。塗料によって上塗りをするタイミングは違いますし、気温や湿度によって適切なタイミングが変わってきます。この辺がプロの判断が必要な部分です。

屋根塗装も同時に行う場合、この外壁塗装の工程が終わると、屋根に対して同じ工程が再び3日続くこととなります。もし仮に、作業中に雨が降った場合は、塗装作業は中止となります。塗料の乾燥が遅くなったり、流れ出したりすることもあるためです。このように、雨で工期が延びたとしても、追加料金が発生することは通常ありません。

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最後まで気を抜けない、仕上げの工程

最後は仕上げの工程です。外壁や屋根以外の細かな部分の塗装を行ったり、現場の片付け作業を行ったりします。

10日目は、付帯部分の塗装作業を行います。雨どいや雨戸、戸袋や破風など細かな部分の塗装です。

11日目、各所のチェックを施主も一緒に行い、修正部分があれば手直しを行います。

12日目、足場の撤去、現場の清掃作業を行い、これですべての業務は完了となります。


短期工事は危険!手抜き業者に注意しよう

上記の工程を読んでご理解していただけたと思いますが、塗装の作業はほんの一週間で終わるような作業ではありません。しっかりとした作業を行うには、適切な作業時間が必要となります。そのため、見積もりの段階から極端に少ない工期を提示してくるような業者は、肝心な作業を省いたり、手を抜いて工事を行ったりする可能性があるので、十分に注意しましょう。


一番安心!職人まかせ!

工事期間中は施工後のさまざまなトラブルを避けるためにも、可能な限り施主自身が現場の様子をこまめにチェックしたほうがいいのかな?と考えると思います。しかしながら素人がチェックしてもわからないことも多く、逆に職人を困らせることも多くあります。実際足場に上ってチェックしようとしても、女性は登れないので旦那さんの出番と考えるかもしれませんが、きちんとした会社であればあるほど、お客さんが足場に上って万が一のことを考えて登らないように言われると思います。これは逆に責任を負う(工事の保険に入っている)ということの表れの場合があるので、決して「見られたら困るのか?」と思わないことです。塗装にしても、職人さんはそれぞれ今までの経験で判断をされます、例えば手打ちうどん店で有名なお店のうどん打ちは、その日の天候や気温などで小麦粉の配合を変える等をしています。機械で作られた商品を買うのではなく工事はサービスです。マニュアル通りではなく、経験を踏まえた臨機応変な対応ができる職人かどうかが決め手になります。

こう言うと「じゃあ業者のいいなりにしかできないの」と考える方もいると思います。ただ、実際に夫婦共働きで作業を確認できない場合も多いと思いますので、素人が現場をチェックするより作業以外の部分で確認することでも本当にプロだと言える職人かどうかを判断できます。それは、「片付け」です。職人さんが大事にするのは段取りです。塗装をする時も養生を剥がすのですらタイミングが大事です。そこがわかっている職人さんはまず間違いなく片付けができています。つまり作業終了後にきちんと道具を綺麗に片付けているか?ゴミ等をほったらかしていないかをチェックします。これは誰でもチェックできる場所です。もしきれいに片づけていなければきちんと職人さんに伝えましょう。また、挨拶などがきちんとできているかも大事です。当たり前のことが当たり前にできることがプロの職人と言えます。ただし、職人さんにはぶっきらぼうな方もいるので元気よく挨拶をするや丁寧な言葉づかいかどうかではなく、基本的な応対ができるかどうかで判断してください。、作業する側に良い意味でのプレッシャーを与えることもできます。ただ、注意していただきたいのが、職人の作業中は邪魔にならないように、基本的には声掛けしないようにすること。相手もプロとして責任を持って作業していますので、声を掛けられると集中が途切れてしまい、作業に影響が出てしまいます。

もう一つ、外壁塗装というのは機械ではなく人間の職人さんが行いますので感情があります。もちろんプロとして感情に左右されず作業をする必要はありますが、お客さんと良い関係を築いていればおのずとサービスが良くなるものです。これは現在はあまりしないかもしれませんが、旅館などに行った際に仲居さんに千円包むだけでサービスが格段に良くなることは良くあります。もちろんだからと言って職人さんにお金を渡す必要もありませんし、休憩時間にお茶を出さないといけないわけではありません。ただ、「しっかり挨拶をする」「ねぎらいの言葉をかける」というだけで、「このお客さんは裏切れないな」と考える職人は多くいます。もし夫婦共働きで職人に合うことがないという方は、短いメモ書き(ポストイット等)でも良いので感謝の言葉などを書いてみましょう。ちょっとしたことですが、このような気遣いは昔は当然のようにされていましたが、旅館の例のように現在は廃れた風習なので、逆に喜びが大きくなるという効果もあります。

ただし、万が一、作業途中で気になる点があれば、職人ではなく業者に伝えるが大事です。その場合はその部分の状況を写真に収めておくことも良い対応策です。後々問題に発展した場合に、写真は動かぬ証拠となります。


長すぎず、短すぎない工期が理想

塗装工事の工程の多さに驚かれた方も多いのではないでしょうか。

今回の工期というのはあくまでも目安で、使用する塗料の種類にもよって変動します。例えば、特殊な塗料を使用する場合は、塗装作業は簡単ではありませんので、経験のある業者さんでなくてはいけません。外壁塗装をうまく進めるためには、職人さんとコミュニケーションをとり、片付けや、適切な時間を費やしているかをしっかりとチェックすることをおすすめします。最近は家電製品のようにインターネットなどで安い業者を探す、相見積を取って安くなるように交渉することが簡単にできるようになりましたが、外壁塗装は職人技であり、商品のように値段で決めるのではなくサービスの質で決めることが大事です。値段を安く抑えようとすることばかりに気を取られると逆に手を抜かれることも多くあります。後々のトラブルにならないためにも、工事にはどのくらい時間と手間がかかるのかを確認し適切な価格と工期で作業をしてもらうようにしましょう。少しでも疑問点がある場合は事前に業者によく確認しましょう。

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