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FRP防水とは?トップコートの塗り替え時期・施工工程や価格相場

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No,92

ベランダやバルコニーの床面は紫外線や雨の影響を受けやすい場所のため、耐久性・耐水性などを保つ定期メンテナンスをしっかりと行うことが重要です。
水工事にはさまざまな工法がありますが、今回は一般的に施されるFRP防水の特徴やメリット・デメリット・メンテナンスについて詳しく解説します。
トップコートの塗り替え時期や施工工程、価格相場も解説するので、塗装リフォーム工事を検討中の方はぜひ参考にしてください。

1.FRP防水とは

FRP防水とはどのような工法なのでしょうか。特徴から確認してみましょう。

1-1.FRPは繊維強化プラスチックのこと

FRPは「繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)」の略称で、ガラス繊維などの補強材で強化したプラスチックのことです。
優れた特性があり、さまざまな形状に成形しやすいため、スポーツ用品や水槽、バスタブ、自動車、屋根材など幅広く活用されています。

1-2.FRP防水はFRP樹脂とガラスマットで防水層を作る工法

ベランダ・バルコニー・ルーフバルコニー・屋上などを紫外線や雨の影響から守るには、防水工事が必要です。一般的な防水工事は床面に塗膜やシートで防水層を作り、トップコートを塗装して仕上げます。

防水工事の工法には、液体状のウレタン樹脂を塗装するウレタン防水、ゴムシートや塩化ビニールシートを貼って防水層を作る工法などがあります。FRP防水はFRP樹脂と補強材のガラスマットを組み合わせて防水層を作る工法です。

2.FRP防水のメリット・デメリット

次に、防水工事で行われるFRP防水のメリット・デメリットを確認してみましょう。

2-1.メリット

まずは、FRP防水のメリットを解説します。

2-1-1.軽量で強度がある

FRP防水の防水層の重さは3~5kg/㎡程度で、軽量でありながら強度があります。屋外での耐久性が高く、つなぎ目がないので耐水性が高いのも特徴です。

2-1-2.耐摩耗性が高く、剥がれにくい

FRP防水は衝撃や摩耗に強く、塗膜が剥がれにくいのが特徴です。歩行可能なので洗濯物を干したり出入りが激しいベランダやバルコニーに向いています。

2-1-3.硬化速度が速い

FRP樹脂の硬化速度は速く、施工後1〜2時間程度で塗膜が作られます。そのため、防水工事の工期が短く、1日で完了させることも可能です。

2-2.デメリット

次に、FRP防水のデメリットを解説します。

2-2-1.紫外線に弱い

FRP防水は耐候性に優れ、高温・低温に対応できる性質を持っています。そのため、FRP防水をすることで紫外線・雨・汚れなどから建物を守って長持ちさせられます。
しかし、長期的に紫外線に当たると劣化してひび割れを起こす場合があるので、FRP防水の防水性を維持するために定期的なメンテナンスを行いましょう。

2-2-2.広い木造のベランダ・バルコニーに向いていない

FRP防水は伸縮性があまりないため、地震や強風などの影響を受けやすいデメリットがあります。
変形量の少ない鉄骨造・コンクリート造の住宅に向いており、木造住宅でも一般的な広さであれば問題ありません。ただし、木造住宅の広いベランダやバルコニーに施工すると、ひび割れが起こるおそれがあるので注意が必要です。

3.FRP防水は定期的な塗り替え・補修メンテナンスが必要

FRP防水のリフォームの目安時期や塗り替えが必要な劣化症状を確認してみましょう。

3-1.防水層のリフォームは10〜12年が目安

防水層の耐用年数は塗装仕様や住宅環境、ベランダなどの使用状況によっても異なりますが、一般的に10〜12年程度が目安です。
築10年以上の住宅は外壁塗装や屋根塗装のメンテナンスが必要になる時期でもあるので、一緒に点検・リフォームを依頼しましょう。

3-2.トップコートの塗り替え時期は5年に一度

トップコートがない防水層は紫外線などの影響を受けやすくなり、劣化が早くなってしまいます。
雨漏りや建物自体の寿命を縮めるおそれもあるので、定期的に点検を行い、5年に一度を目安に塗り替えましょう。

3-3.トップコートの塗り替えが必要な劣化症状

ベランダのトップコートにはどのような劣化が起こるのでしょうか。塗り替えが必要な劣化症状を見てみましょう。

3-3-1.退色が起きている

経年劣化によって、トップコートの塗膜に退色が起きたり摩耗して荒れてきたりすることがあります。このような劣化が起きた場合は、機能を維持するために早めに塗り替えを検討しましょう。

3-3-2.トップコート表面に剥がれ・ひび割れが起きている

トップコートの塗膜に剥がれや小さなひび割れが起きる場合があります。それほど劣化がひどくなければ塗り替えで対応することができますが、防水層や下地の劣化から起きている可能性もあるので、点検をして適切なメンテナンスをしましょう。

3-4.ひどい劣化がある場合は早めの補修工事を

防水層の浮きや剥がれ、ひび割れは部分補修が必要になり、ひどい劣化の場合は全体的な改修工事が必要となるケースもあります。
劣化を放置すると雨漏りや住宅構造の劣化を招く可能性があるので、劣化症状が確認できたら早めに業者に点検を依頼するのがおすすめです。

4.トップコートの塗り替え施工工程・価格相場

FRP防水のトップコートを塗り替える場合、どのような施工が行われるのでしょうか。施工工程・トップコート塗装の種類・施工価格相場をチェックしてみましょう。

4-1.トップコートの塗り替え施工工程

FRP防水のトップコートの塗装工事は、一般的に以下のような流れで行われます。

①高圧洗浄
高圧洗浄機を使って塗装表面の汚れを落とします。

②研磨・目粗し
手作業で接着不良の既存トップコートを剥がし、塗料の密着性を高めるために塗装表面を電動グラインダーで削って下地調整をします。

③アセトン拭き
塗装表面の油膜成分を取り除くために、アセトン拭きで掃除します。

④下塗り:プライマー塗装
塗料の接着性をよくするために、FRP防水用のプライマーを塗装していきます。

⑤上塗り:トップコート塗装
プライマーが乾いたら、トップコートを2回塗装して乾けば完成です。

リフォーム工事の費用を節約しようと、自分で材料を用意して塗り替えを行う人もいますが、FRP防水の塗り替えは下地調整をしっかりと行うことが重要です。さらに、乾燥時間や塗布量を正確に判断して、塗りムラがないように下塗り・上塗りをする必要があり、FRP防水に関する知識や技術がないと正しく施工できません。
工法を誤ると施工不良で不具合が起こりやすくなるため、塗り替えは業者に依頼しましょう。

4-2.トップコート塗装の種類・価格相場

FRP防水はポリエステル系トップコートとアクリルウレタン系トップコートが使用されます。

・ポリエステル系トップコート
ポリエステル系トップコートは硬膜で耐摩耗性などに優れていて、新築の住宅に使用されることが多くあります。

・アクリルウレタン系トップコート
アクリルウレタン系トップコートは、ポリエステル系トップコートよりも硬さがありませんが、伸縮性が高いことから主に塗り替え時に使用されます。

【トップコートの塗装工事費用単価(㎡)】
ポリエステル系トップコート:1,550~3,000円
アクリルウレタン系トップコート:1,700~3,000円

トップコート塗装工事の費用は劣化状況や使用する塗料、住宅環境などによって異なります。施工する業者によって価格は違うので、まずはリフォーム会社に点検・見積もりを依頼してみましょう。

▶FRP防水の定期メンテナンスは外壁.comへ!

大事な住宅を守り、長持ちさせるには定期的なメンテナンスを行うことが大切です。外壁.comでは、専門スタッフが現場調査を行い、最適なリフォームプランをご提案します。
外壁塗装・屋根塗装工事と合わせてベランダ・バルコニーなどの塗り替えリフォームにも対応しますので、工事費用や工事内容、工事期間など質問やお悩みがありましたら、なんでも無料相談へお問い合わせください。

外壁・屋根のメンテナンスについて

▶ベランダ・バルコニーの防水対策をして家を守ろう

ベランダ・バルコニーは雨風にさらされていることから、劣化が進みやすい場所です。劣化を放置すると雨漏りを起こす可能性があるため、防水対策をしっかりと行うことが家を長持ちさせることにつながります。
最適なタイミングでメンテナンスを行うには、劣化を見逃さないことが重要です。日常的に劣化がないかチェックするようにして、異常がある場合は早急に業者へ相談しましょう。また、外壁や屋根と合わせて定期的に点検・リフォームをしてもらうことをおすすめします。

要点まとめ
FRP防水はFRP樹脂とガラスマットを組み合わせて防水層を作る工法のこと
FRP防水は【軽量で強度がある】【硬化速度が速い】などのメリットがあり、【紫外線に弱い】などのデメリットがある
FRP防水の防水層のリフォームは約10〜12年、トップコートの塗り替えは5年に一度が目安
FRP防水に劣化が起きたら、早急に点検・メンテナンスをするのがおすすめ

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