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【屋根修理の方法】火災保険は効く?塗装メンテナンスの費用相場とは

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【屋根修理の方法】火災保険は効く?塗装メンテナンスの費用相場とは

屋根を長持ちさせるためには、定期的な点検を行い、ちょっとした劣化も見逃さないことです。

「瓦が欠けてるけれどこれくらい大丈夫かな」で済まさず、きちんと部分補修を行うこと、また、定期的な塗装メンテナンスで、屋根材の劣化を防ぐことも重要です。
これらを怠ると、早い段階でカバー工法・葺き替えなどの大規模な屋根修理をしなければならなくなります。

また、風水害に起因する屋根修理の場合、火災保険を利用して修理費を安くできるケースがあります。費用を抑えて屋根修理ができる可能性もあるのであわせてチェックしましょう。

1. 屋根修理の方法と塗装メンテナンスの費用について

屋根修理の方法と塗装メンテナンスの費用について

はじめに、屋根のメンテナンスを怠った場合の屋根修理にかかる費用相場やメンテナンス費用について解説します。

1-1.屋根修理の種類

屋根の劣化状況によって取るべき改善方法は異なるので見ていきましょう。

《部分補修》
屋根材の一部に割れや欠けなどの劣化が生じている場合は、部分的な差し替えを行います。他にも棟板金や雨樋などの付帯部分の修理、一時的な雨漏り修理などの部分補修を行うケースもあります。

《カバー工法》
屋根材が部分補修ではカバーできない程度まで劣化している場合、既存屋根の上に新しい屋根を重ね葺きする「カバー工法」が適しているケースもあります。屋根材を交換するよりも費用が抑えられ、屋根の美観や性能も高められます。
スレート屋根(コロニアル・カラーベスト)のリフォーム工事ではカバー工法を行うことが一般的で、ガルバリウム鋼板屋根を重ねるのが主流です。ただし、屋根の重量が重くなるため陶器瓦屋根には施工できません。

《葺き替え》
既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材に交換する方法を「葺き替え」といいます。葺き替え工事は他の屋根修理方法よりも費用は高くなりますが、下地の補修・補強が一緒にできることもあり、屋根の耐久性を高められるのがメリットです。

1-2.塗装メンテナンス費用の見積もり例

メンテナンスは屋根を長持ちさせるために必要です。その手段として塗装は有効です。塗装は美観を保つだけではなく、塗膜によって屋根材の表面を保護する役割も果たします。屋根材を守る分、塗膜は雨風や紫外線の影響を受けたり、経年劣化を起こしたりします。屋根のメンテナンスの一環として、定期的な塗り替えは必須です。

では、スレート屋根のメンテンナンスとして塗装工事を行った場合、費用相場はどのくらいなのでしょうか。
見積もり例は以下のようになります。

【施工例】
建坪:30坪
地域:東京都
階数:2階建て
築年数:10年
以前の塗り替え:なし
塗料:シリコン樹脂塗料
屋根材:スレート

見積もり金額:560,537円
※足場・養生・洗浄・飛散防止ネット・目地コーキング・下地補修・下地調整・付帯部込

2.屋根修理・メンテナンス費用のポイント

屋根修理・メンテナンスで注意しておきたい費用のポイントも確認しておきましょう。

2-1.使用する屋根材・塗料代、方法で費用が変わる

屋根の劣化状況・住環境によって修理・メンテナンスに必要な材料は異なり、屋根材や塗料によって価格も違います。また、取る方法によっては以下のような費用がかかる場合もあります。

洗浄
下地処理
ルーフィング(防水シート)
屋根材撤去費
屋根材処分費
諸経費

コストや性能、今後のメンテナンスを考慮した上で、使用する屋根材・塗料・方法を選ぶことが大切です。
コストを抑えるために必要な手順を省略したことによって、後々不具合が生じ、やり直しになると、さらに費用がかかってしまいます。
納得のいく金額と内容で施工をしてもらえるよう、リフォーム方法を業者としっかりすり合わせるようにしましょう。
リフォーム業者のなかには必要ではないリフォーム工事をすすめてきたり、不当な契約金額を請求してきたりする悪徳業者もいます。契約工事店は、見積書に記載されている工事内容や工事価格、対応スピードなどをしっかりと見極めて選びましょう。

2-2.足場代がかかる場合もある

屋根にまつわる工事は高所作業になるので、足場が必要になる場合があります。足場にかかる費用は高額ですが、職人さんの安全を確保し、作業効率を良くするために重要なものです。

部分的な修理でも足場が必要になるケースがあるので、部分補修のついでに塗装メンテナンスや外壁塗装も行えば、足場代や他の費用を節約できる場合があります。屋根修理やメンテナンスが必要になった際は、他の箇所のリフォーム工事も検討してリフォーム工事会社に相談してみましょう。

2-3.屋根修理・メンテナンスを自分でDIYするのは危険な上に費用がかかる

「ちょっとした修理なら自分でもできそう」と考える方がいるかもしれません。しかし、屋根にのぼる以上、落下や転倒の恐れがあり、高所での作業はプロでも危険を伴います。
また、屋根修理でもメンテナンスでも、屋根の状態を確認して工事方法を的確に見極めてから作業をする必要があります。
屋根修理に関する知識や技術がないと、失敗して余計に修理費用がかかってしまうことも考えられます。屋根は住宅を守る大事な部分のため、修理も塗装も専門工事業者に任せましょう。

外壁・屋根のメンテナンスについて

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3.火災保険を利用して屋根修理をする方法

火災保険を利用して屋根修理をする方法

屋根修理の場合、火災保険の保険金を利用できるケースがあります。どのような場合に火災保険が使えるのか確認してみましょう。

3-1.台風などの「風災」による損害も補償される火災保険もある

火災保険は、火災以外に風災による損害も補償対象になっていることが多くあります。台風や強風、竜巻など「風」の影響で屋根が壊れたときが「風災」の対象となり、ひょう災・雪災とセットになっているのが一般的です。

風災の補償対象となる屋根トラブルは、
台風で屋根瓦が飛んでしまった
強風で飛んできたものが屋根にぶつかって壊れたなどです。

また、建物と家財の両方が補償対象となる保険に入っているなら、風の影響で屋根が壊れて家具が濡れたという場合などに、屋根だけでなく家具も補償される場合があります。

3-2.風災の保険申請ができないケース

風災以外を原因とする屋根修理は、補償対象になりません。風災補償が受けられないのは、以下のようなケースです。

老朽化・経年劣化による損害
風災以外を原因とする窓・通気口の破損による損害(雨漏り・吹き込みなど)
損害を受けてから3年以上経過している場合
損害額が20万円以下の場合

保険会社によって条件は異なるので、加入している火災保険の補償内容を確認してみましょう。

3-3.まずは屋根の点検・調査をして状態をチェック

屋根の損害を受けた際は、まず保険会社に風災に遭ったことを連絡しましょう。

保険申請には、

保険金請求書
専門業者による修理見積書・報告書
罹災証明書
被害の度合いがわかる写真・画像データ

などが必要になります。他にも被害の大きさによって必要な書類は異なるので、保険会社に確認しましょう。保険会社の担当者が調査を行い、補償対象と認められれば保険金を受け取れます。

屋根の劣化状況が風災によるものかわからないときは、専門業者へ屋根の状態を把握するための点検を依頼してみましょう。

塗装メンテナンスのお見積もりは外壁.comへ!

外壁.comでは、屋根の専門家が調査を行い、屋根の劣化状態をしっかりと調査した上でもっとも適切な塗装メンテナンス方法をご提案します。屋根の塗装は工事費用が高額になる場合があるため、納得した上で施工することが重要です。同じ工事内容でも施工する業者によって費用が大きく異なる場合もあります。

塗装に使用する塗料や工事内容への質問がありましたらなんでもご相談ください。
また、ネット上では見積もりシミュレーションで費用相場を確認できます。専門スタッフがお答えする無料相談も受け付けていますので、ぜひお気軽にご利用ください。

大規模な屋根修理が必要になる前に業者に相談しよう

屋根は雨風や日差しから住宅を守る重大な役割があり、劣化を放置すると住宅の構造にまで影響を与えて大規模なリフォーム工事が必要になる場合があります。
それを防ぐためにも、まずは屋根を守ることが大切です。その手段として屋根塗装は有効です。
定期的な点検を行い、屋根の状態を把握した上で、それに合った塗料と方法で塗装を行うようにしましょう。
その際、適切な費用で塗装工事をしてもらえるよう、施工実績が多く、相談しやすい専門業者に点検・調査・見積りを依頼してみましょう。

要点まとめ
屋根修理の種類には部分補修・カバー工法・葺き替えがある
メンテナンス方法として塗装は有効
屋根の状態や施工する業者によって工事費用は変わる
台風や強風で受けた損害は火災保険の「風災」で補償される場合がある
屋根の調査を専門業者に依頼して、正確な見積もりを把握するのがおすすめ

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