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【クリア塗装とは?】外壁に使用する種類とメリット・デメリット

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No,78

外壁デザインを維持したまま塗装を行いたい方におすすめの「クリア塗装」。(クリヤー塗装と呼ばれることもあります)。
クリア塗装は色つきの塗料を使った塗装とは異なり、外壁の色や柄を保ちつつ塗装を行えます。
しかし、クリア塗装は全ての外壁材に向いているわけではありません。どのような外壁にクリア塗装が適しているのかを把握するために、クリア塗装の種類やメリット・デメリットをチェックしてみましょう。

1.クリア塗装とは?

「クリア塗装」は無色透明なクリア塗料(仕上げ剤)を使用して、塗装するという意味の用語です。
クリア塗装に使用されるクリア塗料にはどんな種類があるのか見てみましょう。

1-1.クリア塗装に使用される塗料の種類

クリア塗装に使用するクリア塗料は、一般の塗料と同じようにアクリル系・ウレタン系・シリコン系・フッ素系が主で、それぞれ耐用年数が長いほど価格が高い傾向にあります。

種類

耐用年数目安 価格相場
アクリルクリア塗料 約5~8年 1,400~1,600円/㎡
ウレタンクリア塗料 約8~10年 1,700~2,200円/㎡
シリコンクリア塗料 約10~12年 2,200~3,000円/㎡
フッ素クリア塗料 約12~15年 3,800~4,800円/㎡

他にも、「無機クリア」と呼ばれる耐候性の高い塗料や、紫外線による劣化を防ぐUVプロテクト機能を持ったクリア塗料もあります。
また、塗料は価格が安く扱いやすい「水溶性」と、手間はかかるものの耐久性が高い「油性」の2種類に分けられます。
外壁を守るには適切な塗料を選ぶことが重要なので、施工する業者とよく相談して決めましょう。

時期や地域などにもより価格は変動する可能性があり、価格相場は目安です。
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2.クリア塗装を行うメリット

クリア塗装を行うことでどんなメリットがあるのかチェックしてみましょう。

2-1.外壁のデザイン性を保てる

近年では外壁デザインにこだわった住宅も多く、意匠を保ちつつ塗装を行いたいというケースが増えています。
クリア塗装は無色透明のため、外壁の色や柄を生かしたまま塗装ができます。外壁を塗りつぶすことなく塗装を行いたい場合は、クリア塗装を行うのがおすすめです。

2-2.外壁にツヤが出る

クリア塗装は外壁に光沢を与えられます。光沢感にも種類があり、ピカピカとした光沢を与える「ツヤ有り」、控えめな光沢の「3分ツヤ有り」、光沢を与えない「ツヤ消し」などがあります。
ツヤの種類は塗料によって異なるため、外壁用の塗料を選ぶ際は機能性とあわせて光沢感もしっかりとチェックしましょう。

2-3.外壁を保護する

塗料は外観を良くするだけでなく、外壁材の耐久性を高めたり劣化を起きにくくしたりする役割があります。同じクリア塗料でも製品によって機能性に違いがあるので、住宅環境に合わせて選びましょう。

【代表的なクリア塗料製品の特徴】

・エスケー化研株式会社/SKシリコンクリヤーW
商品情報:アクリルシリコン樹脂を採用した水性クリア塗料。耐久性が高く、低汚染性にも優れています。

・日本ペイント株式会社/ピュアライド UVプロテクトクリヤー
商品情報:高意匠サイディングボード用のセラミック系クリア塗料。紫外線吸収剤の働きで色あせを抑え、耐候性・超低汚染性・防藻・防カビ性に優れています。

・水谷ペイント株式会社/パワーアシストクリヤー
商品情報:窯業系サイディングボード用のシリコンクリア塗料。耐候性、耐久性が高く、UVカット効果もあるため雨風や紫外線から外壁を保護できます。

クリア塗料には多くの種類があるので、適切な塗料を判断してくれる塗装業者に依頼しましょう。

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3.クリア塗装を行うデメリット

クリア塗装を行う前に、デメリットもしっかりと把握しておくことが大切です。

3-1.シーリングした部分にはNG

サイディングボードなどのパネル状の外壁材を取り付ける場合、目地にシーリング材(コーキング材)を注入して雨水の侵入や劣化を防ぎます。このシーリングを施した部分には、基本的にクリア塗装はできません。

シーリング部分にクリア塗装をしてしまうと、塗膜の汚染や剥がれ、割れが起こることがあるため、塗装工事の際はシーリング部分をマスキングテープで覆うなどして塗料がつかないようにする必要があります。
3-2.補修跡が目立つ場合がある
クリア塗装は透明なため、外壁自体に汚れやひび割れなどの劣化、補修跡があると、そのまま見えてしまうデメリットがあります。

色のついた塗料を塗ってしまえば汚れや補修跡を隠せるため、通常の塗料で塗ってからクリア塗装をするという方法もあります。しかし、クリア塗装だけを行うなら、綺麗な状態が保てている外壁こそ適しているでしょう。

劣化状態がそれほどひどくなければ施工できる可能性もあるので、まずは外壁の状態を業者に診断してもらうのがおすすめです。

3-3.向いていない外壁に塗ると剥がれの原因になる

クリア塗装は意匠性の高いサイディングボードに向いていますが、光触媒や撥水処理、無機の表面コーティングが施されているものには使用できません。
表面コーティングがされているとクリア塗料がつきにくくなるため、剥がれの原因になります。耐用年数も短くなるといわれているので、既存の外壁の状態を確認してからクリア塗装を行いましょう。

4.クリア塗装に適している代表的な外壁

クリア塗装はどんな外壁に向いているのでしょうか。クリア塗装に適している代表的な外壁を解説します。

4-1.タイル調などのサイディング

もっともクリア塗装に適しているのがデザイン性の高いサイディング外壁です。
サイディングにもさまざまな種類がありますが、セメント質と繊維質を主原料とした「窯業系サイディング」が約8割のシェアを占めるといわれています。レンガ調やタイル調などデザインが豊富で、その意匠性を保つためにクリア塗装は活用できます。サイディングならではのツートンカラーの外壁にもクリア塗装は最適です。

4-2.打ちっぱなしのコンクリート

打ちっぱなしのコンクリートは、そのままだと汚れがつきやすく雨水が侵入しやすいため、撥水剤などで表面を保護する必要があります。さらに耐久性を高めて保護する方法として、クリア塗料に着色剤を混ぜて塗装する「カラークリヤー工法」があります。
撥水剤の上に塗装するので費用はかかりますが、サビ止めや防水性を高める効果があり、耐用年数も長くできるのが特徴です。

4-3.モルタルのコーティングにも使える

「モルタル」とはセメントに砂と水を練り合わせたもので、外壁の表面に塗って仕上げていきます。サイディングの外壁に使われることの多いクリア塗装ですが、モルタル用のクリア塗料もあり、光沢を与え、塗膜表面のキズを目立たなくすることもできます。

モルタルの自然な風合いを残しながら、しっかりと保護したいという場合は、クリア塗装も検討してみましょう。

4-4.ウッドデッキや窓枠などの木材部分にも使用可

クリア塗装は外壁の他にも、ウッドデッキや窓枠、さらにはガーデン家具の木材部分の塗装にも向いています。

雨風にさらされている木材は劣化が進みやすく、雨水を吸収して腐敗してしまうこともあります。クリア塗装をすると木材の色合いを維持したまま耐久性を高められ、塗膜によってコケやカビの発生も抑えられます。

5.【注意点】クリア塗装は劣化が起きる前の塗り替えがポイント

注意点として、クリア塗装は劣化のない外壁に適しているため、劣化が起きる前に塗装メンテナンスを行うのがポイントです。塗り替え目安は使用する塗料によって異なりますが、一般的なシリコンクリア塗料の場合は、約7~8年程度で行うことをおすすめ

します。

定期的な点検を欠かさないようにして、外壁の美観と耐久性を保ちましょう。

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デザイン性の高い外壁の塗り替えはクリア塗装がおすすめ

今の外壁のデザインを生かして塗装したい場合や、新築のようにツヤのある外壁をよみがえらせたいという場合はクリア塗装が効果的です。
クリア塗装は劣化が進んでいる外壁や表面コーティングがされている外壁には向いていない一面もあるため、まずはクリア塗装が可能か判断してもらうために、外壁調査を依頼するのがおすすめです。専門知識がある業者としっかり相談して、最適な外壁補修と塗り替えを行いましょう。

要点まとめ

外壁の色や柄を保ちたいならクリア塗装がおすすめ
塗料の種類は主にアクリル系・ウレタン系・シリコン系・フッ素系の4種類
ツヤを出したり、外壁材を保護する役割もある
意匠性の高い外壁サイディングに向いている
クリア塗装は早めのメンテナンスを行うことが大切

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