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新築から10年たつ前に要検討!外壁塗装工事にはどんな工程があるの?

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  • 塗装工事の工程
  • 外壁塗装の基礎知識

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外壁塗装は通常、新築から一定の年数であれば特別にメンテナンスを行わなくても問題ありません。しかし年数を経るにつれて、汚れや塗装のひび割れ(クラック)などが目立つようになってしまい、そのままにしておくと、家の寿命を縮めることになってしまいます。

初めての外壁の塗り替え工事が必要となるのは家を建ててから10年までの間と考えられているが、実は目安は78年。いざ塗り替えを行おうと業者に相談を始めるても、さまざまな提案が出てくるため、本当に必要な工程や自分の求める塗装にたどり着くのが困難になってしまうことがあります。そこで今回は外壁塗装工事を依頼する前に知っておきたい情報として、一般的にはどのような工程があるのかを解説してみましょう。

 

工程1:足場を組む

外壁塗装工事を行うための初めのステップは足場を組むことです。家の外壁全体を隅々まで丁寧に塗装するためには、安全に高所での作業を行えるように、職人が壁沿いに家の周りを自在に歩き回れる足場を組んでいきます。

外壁塗装を業者に頼む際「なるべく安く仕上げたい」という考えを持つのは当然のことです。さまざまな業者から見積もりをとり、業者間の見積もりを眺め「どこが一番お得か」と考えていると、塗装に直接関係ない「足場」なら、一番安いところと一緒にしてもらおうと感じるかもしれません。しかし業者ごとで違う足場の設置にかかるコストを削減してしまうと、職人さんの作業中の安全が脅かされたり、必要な部分に手が届きにくいのが原因で、仕事が雑になったり余計な時間がかかってしまったりすることがあるので注意が必要です。

工程2:外壁洗浄作業

足場の確保が終わったら、次は外壁の洗浄作業へと移行します。この外壁洗浄という作業の目的は「汚れを落とす」ことのように思われがちですが、本来の目的はそのあとに塗装を行うときに、塗料が壁に付着しやすくすることです。

外壁洗浄は一般的に、高圧の水を利用して洗浄を行います。雨風にさらされることで外壁についた汚れやカビを、高圧の水を吹き付けることで丁寧に落としていく作業です。この外壁洗浄作業は、このあとに塗る下地や塗装の仕上がりに影響を与える大切な工程なので、必ず行うようにしたいものです。業者によってはこの工程を省くことで、見積もりを下げてくることがあります。見積もりの内容をしっかり確認し、仮に外壁洗浄が含まれていない場合は、業者にその理由を聞いてみましょう。

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工程3:下地処理作業

洗浄を終えてきれいになった外壁は、塗装の剥がれや隠れていたひび割れが見つけやすい状態になっています。塗料を外壁に塗る前に、こういった問題点への処置を行うのが、下地処理作業と呼ばれるものです。

塗料が剥げているところは、雨や風といった外部からの悪影響を建物が直に受けていたというサインです。そのため、壁の素材自体や柱の部分が腐ったり傷んだりしていないかの確認をきちんと行い、必要に応じて補修をしてから塗装を行うことが重要になります。

外壁のひび割れはたとえどんなに小さなものでも、雨水が浸入する原因となるので補修を行わなければなりません。補修作業にはひび割れを発見する確かな目と、それを丁寧に補修する技術と根気が必要です。ひび割れの補修として行われる工程の一つとして、ひび割れに沿って溝を掘り、ひび割れと溝の部分をシーリング材で埋めていきます。そのあと、フィラーと呼ばれる下塗り塗装を重ねる場合もあります。この辺りの補修の仕方はそのひび割れの程度や下地の種類によって最もよい方法は変わってきます。補修方法に関して、事前にどのようにするのか、なぜその方法を取るのかを確認してくことが大事です。実際にその方法が正しいかどうかまで判断できなくても、「なぜ」その方法なのかを聞き、それに対しての回答の仕方がわかりやすく丁寧に説明できる業者は何度も経験をしている業者だと判断できますし、そこまで聞くお客様は手抜きができないと感じるので良い工事をしてくれると思います。

 

もしこういった下地処理作業をきちんと行わずに外壁塗装を行ってしまうと、数年でまたひび割れが起こったり、気がつかないうちに建物の劣化が進んでしまったりする可能性があります。一度外壁の塗装が始まってしまうと、壁の状態を把握するのは難しくなってしまうため、洗浄が終わった段階で業者と一緒に外壁の状況チェックを行い、問題点をすべて調整してもらえるようお願いしましょう。

工程4:養生(マスキング)作業

いよいよ外壁塗装の開始が目前となりましたが、その前に塗料が外壁以外の部分に付着しないように、ビニールシートをかぶせたりマスキングテープなどを貼ったりする養生という作業を行います。この工程を丁寧に行っておかなければ、壁以外の場所にどうしても塗料がついてしまうため、業者選びの際にはこの工程をしっかり行ってくれるかどうかを確認しておきましょう。ここのコストも良い工事をするためには大事な部分となります。

屋根や窓との境目のラインがまっすぐに仕上がらなくて見た目が悪い……作業中に塗料が飛んで、車や隣の家の壁にもついてしまった……といった事態は、マスキングを丁寧に行っておけば避けることができるものです。外壁塗装を始める前にご近所の方に連絡を入れ、塗装を行う日は車を別の場所に停めてもらったり、業者がカバーを掛けることを事前に許可してもらったりしておくのも良いでしょう。

ここまでの工程は塗装に入る前の工程です。外壁塗装をする時に塗装材料に気を配る方は多くいますが、塗装前の工程に関しては多くいません。むしろ削れる費用なのではないか?と考える方もいると思いますが、実はここまでの工程が数年後の家の状態に影響が出る(塗装したては影響がわからない)のできっちり確認したいところです。

工程5:塗装作業

上記4工程を経て、初めて外壁の塗装段階に入ります。「家の壁を塗る」というと、ただ業者が来て塗料を塗っていくだけだと思うかもしれませんが、きれいな仕上がりはもちろん「塗料で家を守るという本来の目的」を達成するためには、塗装を始める前にどれだけ丁寧に下準備を行うことができるかがポイントとなります。

塗装の第1ステップは、下塗りと呼ばれる工程です。これは外壁とは別の下塗り専用の塗料を使うのが一般的で、これまで作業を行ってきた壁を保護する膜を作る役割と、上に重ねる塗料の定着をよくする役割を持っています。

2ステップでは第1ステップの仕上がり状況を確認しながら、中塗りと呼ばれる工程に進みます。通常中塗りに使われる塗料は仕上げに使う塗料と同じですが、これを行うことで仕上がりの模様をつけたり、最終工程の塗装の仕上がりを良くすることができます。

最後のステップでは仕上げとして、さらに丁寧な塗装が行われます。ハケやローラーの塗り跡が残ってしまうと、せっかく塗り直した外壁も満足のいかないものになりがちです。外壁塗装の仕上がりまであと一歩という大切なステップなので、焦らず職人さんの仕事を見守りましょう。

上記では外壁塗装には3つのステップがあると紹介しましたが、回数が少ない = 手抜きと決まっているわけではありません。使用する塗料によっては必要塗布回数が違うケースもありますので、業者に確認してみましょう。大切なのは使用する塗料を作ったメーカーが推奨している回数・塗布量を守るということです。


まとめ

近年は外壁の塗装工事も、インターネットで気軽に見積もりを取ることができるようになってきています。消費者は複数の見積もりを簡単に取って比較できるようになったため、ついつい「価格が一番安いところはどこ?」というポイントにばかり目が行ってしまうかもしれません。

しかし外壁の塗装は、今住んでいる家でより長い間快適に過ごしていくための、大切な投資のひとつです。必要以上に金額ばかりを下げようとすると、気がつかないうちに必要な工程を省いていたり、満足のいかない仕上がりとなってしまったりするかもしれないことを覚えておきましょう。ここで学んだ外壁塗装の基礎知識を参考に、費用とサービス内容の両方のバランスが良い業者にめぐり合い、外壁塗装に挑んでください。

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